知識・ノウハウ0からの新規参入の実現
１．ご支援の概要
ご支援開始前の課題
・集客体制の整備
・社内における案件処理体制の整備
・WEB・セミナーマーケティングの推進
ご支援内容
・HP構築支援（在留資格横断サイト、配偶者ビザサイト、就労ビザサイト、経営管理ビザサイト）
・コンテンツマーケティング
・SNS広告マーケティング
・セミナーマーケティング
ご支援の結果
・各在留資格での特化サイトを6サイト構築
・在留資格に応じた商品設計と料金の確定を実施
・各サイト構築に必要なコラムコンテンツを毎月5つ程度ご提案し、コンテンツマーケを推進
２．ご支援内容の詳細
①完全な新規参入
今までは、日本人に向けた法律サービス、特に相続、交通事故、債務整理分野に注力されていた事務所様でした。既存の分野での業績は非常に順調であるものの、競合が増えてきていることも相まって新たな事業の柱となる分野を探され、これから拡大が見込まれる外国人雇用の分野に新規参入を決められたということです。
しかし弁護士の中でも外国人の分野を専門に取り扱う法律事務所・弁護士は非常に少なく、まずは何から始めるべきなのか、という点も含めてご相談をいただいたのがお付き合いのきっかけです。
②立ち上げに向けたWEBサイト制作
新規参入事業であることから、ご担当者様も全くこの分野に知見がない状態でサポートがスタートとなりましたが、最初はWEBサイトの新規構築からでした。
自社グループにてWEBサイトの制作が可能であったため、サイト全体の構成や打ち出しの方向性などを細かくお打合せの上、制作を進めていきました。
すでに成功されている別分野においてもWEBマーケティングのノウハウをお持ちでありましたので、お客様のノウハウと、船井総研での他事務所成功事例に基づいたノウハウを掛け合わせたマーケティング戦略を立てて進めています。
新規分野参入サポート支援を開始してから1年もたっていないですが、現在6在留資格分の特化サイトと、一部在留資格においては地域特化サイトも公開が完了しており、10サイト以上のサイト公開が完了しております。
自社でのサイト制作が可能であることのメリットを最大限に活用した施策推進スピードでした。
③BtoC業務のノウハウ蓄積
サイト制作を進める一方で、ご担当者の先生にも実務経験を積んでいただく必要がありました。
そこで弊社研究会へのご参加や、Facebook運用を通じた相談対応等、短期間で多くの事例に触れられるよう、担当者の先生にはご尽力をいただきました。
また、サイト公開のために必要なコラムコンテンツの作成もご担当いただくことで、法的な基礎知識の部分のインプットと施策推進を両立して進めていただき、最短での実務ノウハウ取得に努めていただきました。
外国人分野は法律の中でも特に複雑で敬遠する士業の先生も多い中で、積極的に取り組んでくださった担当者の先生がいたからこそ進められたのではないかと思います。
④BtoCからBtoBへ
参入初期の先生の多くがまずは外国人個人向けの申請業務を経て経験を積んでいきます。そのためまずは外国人個人に向けた施策を強化し、まずは実務知識と経験を積むという戦略を選んでおりました。
しかし日本で働く外国人に関する法改正が現在進行していることもあり、外国人雇用企業に向けたサービスへの注力と法人開拓にもこれからは力を入れていく方針です。
法人開拓は苦戦する士業事務所が多い一方で、一度うまくいけば紹介等も発生しやすく、広告に頼らない収益源という代表の理想に最も近い分野となります。
より安定した収益の確保を実現するために、外国人雇用企業との顧問契約でのストック収入や、申請業務の複数受任を見据えた商品設計やマーケティング戦略についても、引き続きサポートをさせていただければと思います。
３．船井総合研究所を選んだ理由
まず、船井総研を知ったのは、勤務弁護士時代の師匠に教わったからです。
経営は、数学などと同様に、公式や方程式に基づいて戦略的に行う必要があります。
船井総研は、経営についての公式・方程式を持っており、更にその使い方について知っているため、コンサルティングを依頼しました。
また、船井総研と付き合いがある経営者は非常に勉強熱心のため、情報交換として最高の場でもあると思っています。
４．担当者(支援者)コメント
すでに別分野でも大きく成果を出されている事務所様ですが、新たな事業の軸として外国人の分野でということでお任せをいただきました。
とにかくスピード感をもってすべての提案を進められており、代表の分野に対する注力度合いを感じます。
代表の先生だけではなく、ご担当者の先生にもご尽力いただき、これからはますますの発展に向けた取り組みを強化していく予定です。
まだまだ参入初期ですが、これから伸びていくことは間違いないと思いますので、ぜひ注目していただければと思います。
