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事務所のWEBサイトを見直してみましょう!

事務所のWEBサイトを見直してみましょう!

皆様、こんにちは。
船井総合研究所士業支援部士業グループ個人法務チームの飯塚でございます。

本日は、多くの先生方が所有されているWEBサイトに関して取り上げたいと思います。
事務所の総合サイト一つだけという方もいらっしゃれば、離婚サイト、交通事故サイトなど分野特化型のサイトをそれぞれ運営されている先生もいらっしゃるかと思います。ですが、そうしたWEBサイトを制作して以来見直しなどはされていますでしょうか。

もし、
「昔、制作してみたけれど、一度も見直していない・・・」
「そもそもいまのWEBサイトがユーザーにどれくらい見られているのか分からない・・・」という先生は、本コラムをご参考に、事務所のWEBサイトを再度見直していただければと思います。

 

1.SEO順位を継続的に計測できていますか?

SEO順位は、WEBサイトがユーザーに見つけてもらいやすいかどうかの指標になります。「地域名 分野 弁護士」などで検索してご自身のサイトが何位で表示されるのか確かめてみましょう。検索結果の2ページ目以降にあるようでしたら、改善していきましょう。ご自分で調べ物をするときのことを思い出してみてください。検索結果の2ページ目以降にまでアクセスすることはあまりないのではないでしょうか。まずは、「検索結果の1ページ目に表示させる」ことを目指してWEBサイトの改善・強化をしていくことが必要になります。また、Googleは検索結果のアルゴリズムを定期的にアップデートしています。気づいたら順位が大きく下がっていた・・・なんてことにならないように、毎月1回ずつ継続的に観察していきましょう。

 

2.アクセス状況を見直してみましょう。

運営しているサイトのアクセス状況をご覧になったことはありますでしょうか。多くのWEBサイトがGoogleアナリティクスというWEBサイトのアクセス状況を閲覧することができるツールを登録しているかと思います。ここではWEBサイトの改善のヒントになる最重要指標二つをお伝えさせていただきます。

【WEBサイトのアクセス状況を知るための最重要指標】
①セッション数
サイトへの訪問数のことを意味しています。WEBサイトからの問い合わせが芳しくないという場合には、まずはセッション数の強化を図ってみましょう。同分野のサイトなどを参考にしてコンテンツを増やしていくとセッション数増加に繋がります。

②直帰率
1ページだけ見てサイトから離脱してしまった割合を意味しています。100%に近いほど悪く、0%に低いほど良い状態です。直帰率が高い⇒1ページだけ見られて終わってしまっている⇒問い合わせに繋がっていないということですので、必ずチェックしましょう。
Googleアナリティクスでは、ページごとの直帰率を調べることも可能です。特定のページの直帰率が高いという場合には、そのページに問題が無いか見直してみましょう。見直すポイントは、①段落や誤字脱字、文字の大きさなど文章として読みやすいか②法律知識のない人でも読みやすく、分かりやすいものになっているか(弁護士の先生方がよく陥りやすいのですが、判例や条文だけを書いて解説無しはNGです!)③行動(問い合わせ)に繋がるような文言があるかです。

ほかにも重要な指標はいくつもありますが、本コラムでお伝えしきることはできないため、上記二点をあげさせていただきました。

 

3.スマートフォンに対応することはできていますか?

何年も前に制作したサイトの場合、スマホでの閲覧に対応していない場合があります。しかし、ここ数年、スマホの利用は急速に普及し、離婚分野など個人法務分野はスマホからのアクセスが多くを占めています。まだスマホに対応したサイトになっていないという方は、WEBサイトのリニューアルを検討されてみても良いのではないでしょうか。

ここまでWEBサイトの見直しについてお伝えさせていただきました。
WEBサイトというのは「家」のようなものです。家は、何もしなければ次第に廃れていってしまいますが、日々改善をしていけば、より充実した魅力的な家にしていくことができます。ぜひ、これからの年の瀬を契機に、WEBサイトを見直されてみてはいかがでしょうか。

また、今回お伝えしたことは表面的な内容であるため、SEO対策・サイト改善について具体的にどのようにしたら良いか分からないという方もいらっしゃるかと思います。
私たち法律事務所コンサルティンググループでは、WEBサイトの制作・リニューアル・運用のお手伝いをさせて頂いております。
ご自身ではやりきれない、WEBマーケティングについて相談してみたいという方は、
ぜひ一度ご相談ください。

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【執筆者:飯塚 泰之】

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