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【船井総研・吉冨】弁護士専門コンサルによる定期コラム

【船井総研・吉冨】弁護士専門コンサルによる定期コラム

先日、ベリーベスト法律事務所の酒井先生がXでポストされたコメントですが、私もまったく同感です。

犬も歩けば棒に当たる、と言うが、積極的に行動していると、思わぬ事故に遭って損害を被ったりする。しかし、行動しなければ何も生まれないし、全体として見れば、行動した結果被る損害よりも、行動して得られる利益の方が大きいことが多いのだから、やはり行動するしかない。チャレンジあるのみ。

いかが思われますでしょうか。
伸びる法律事務所(経営者)の特徴に「決断の速さ」があります。
市場環境は年々厳しくあるなかで、”現状維持は衰退・減退”してしまう、ことを前提として書きます。

伸びる法律事務所(経営者)は、売上を上げる、所員を増やすといった、持続的な成長を描くうえでの決断、投資判断が早いです。

それは「経営方針が明確」であったり、「ビジョンが描けている」ことがあるかもしれませんが、行動をしないと利益は生まれない、利益を生み出し続ける必要性を感じていらっしゃるが故だとも思います。

逆に、市場概況が厳しいのは把握しているものの、「何とかなる」と思われている方、決断や投資ができない方も多い印象ですが、一方でアクションや行動を変えず、厳しい状況に入っていく形になる方も多いのではないかとも思います。

ゼロワン時代のように、弁護士の供給不足だった時代であれば、待っていても案件の獲得ができ、買い手市場で採用も容易でしたが、今はその真逆の時代であり、思考と行動を変えないと成長は叶わない時代になりました。

今年ももう3月中盤に入りましたが、事務所の成長、存続を真剣に考えていらっしゃる先生は、決断と投資をする1年にされてみてはいかがでしょうか。

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