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顧問獲得の次の一手。法律事務所が医療機関に特化して顧問契約を獲得する方法


いつもメルマガをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
法律事務所向けのコンサルティングをメインにしております大山です。

競争の激しい商圏で法人顧問契約の獲得に苦戦されている先生はいらっしゃいますか?
企業法務分野において顧問契約を獲得するハードルは年々高くなっており、
東京や大阪、福岡等の大都市商圏においては非常に難しくなっております。

そこで、今回ご紹介したいのは、業種特化の顧問契約です。

医療機関が抱えている法的ニーズとは?

皆さまは医療機関がどのような法的課題を抱えているかご存知でしょうか?
今回は実際のヒアリング内容をベースに事例ベースでお伝えさせていただきます。

■問題社員・メンタルヘルス
まずよく聞く法的課題は、労務回りの問題社員や既存職員のメンタルヘルス対策です。
国家資格者としての転職の容易さ・職場環境の閉鎖性・患者からのクレームの多さが主な要因です。
また、長年勤務された方が問題行動を起こし、退職者が続いてしまうということもあります。

■個別指導
医療機関に対しては、厚生局の個別指導が行われています。
個別指導は、ノウハウがブラックボックス化されているということもあり、潜在的ニーズが非常に高い領域です。
個別指導への対応方法が分からず、再指導や監査につながることもあり、監査の結果、保険医療機関としての指定を取り消されることもあります。

法的課題別の提供サポート事例

先程ご紹介した課題別に、どういったサポート事例があるのでしょうか?
事務所ごとに取り組み方は異なります。事務所にとって取り組みやすいサポートを実践してみましょう。

■問題社員・メンタルヘルス
従業員に対しては、一般的な問題社員対策・メンタルヘルス対策を提供される事例が多く、
問題社員対策における退職勧奨の場合、人材の流動性が強いため受け入れてもらいやすい傾向にあります。

■個別指導
個別指導関連では、「個別指導への帯同・問答集の用意・レセプト対策・施設基準指導」を行う事務所がいらっしゃいます。
個別指導への同席だけではなく、どのように質問対応するべきなのか、かつ予防するためにはどうればよいのかまで対応することが重要です。

医療機関開拓のためのマーケティング戦略とは?

業種特化で企業法務分野のマーケティング事例を収集すると、業種に応じて適切なマーケティング戦略があることがわかってきます。
基本的には緊急度の高い案件を抱える業種はWEBマーケティングと相性が良く、中長期的な予防法務が重要な業種はセミナーマーケティングと相性が良い状況です。

例えば、WEBマーケティングと相性の良いのは、クリニック・建設業・不動産業であり、
セミナーマーケティングと相性の良いのは、動物病院・運送業・介護業です。

実は、複数の業種がWEBマーケティングと相性が良く、今回ご紹介している医療業についてもWEBマーケティングと相性が良いのです。

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