法律事務所が独立開業時に取り組むべきステップとは？即独10年で6億達成した事務所による独立開業セミナーのご案内
いつもメルマガをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
法律事務所向けのコンサルティングをメインにしております植木です。
弁護士をお持ちの方のなかには独立開業を検討される方や、
独立して数年経過しているが思ったよりも業績が伸びず悩んでいる先生も多いのではないでしょうか？
これらの疑問点を解消するには、独立開業にあたって検討するべき事項をトータルチェックしていただく必要があります。
本コラムでは、横断的に独立開業時に留意するべきポイントをあげさせていただきます。
ぜひ、自分たちに当てはめてどこを再度深堀して検討するべきかヒントになればと思います。
また、疑問点を解消するために、ゲスト講師にKOMODALAWOFFICEの菰田先生をお招きして、
”即独弁護士から一から学ぶ弁護士のための独立開業研修”を開催いたします！
オンライン開催・当日欠席でも後日動画配信ですので、
日々の業務の隙間時間を活用して徹底的にポイントを総ざらいしましょう！
ぜひ詳細をご確認いただき、ご参加をご検討ください！
目次
独立開業プロジェクトを成功させるプロジェクトガントチャートとは？
独立開業を成功させるには、開業までのプロセスを明確にし、着実に実現する必要があります。
今回は、導入ステップの前半部分をご紹介させていただきます。
STEP1：行動開始
・開業イメージの把握
・投資シミュレーション
STEP2：開業計画
・融資可能額の把握
・候補物件の市場調査
・候補物件付近の競合分析
・設計プラン作成
・事業計画書の作成
STEP3：物件決定
・金融機関融資実行決定
・設計プラン見積作成／業者選定
・開業地決定、不動産正式決定
STEP4：工事着工
・内装契約、工事着工
・事業計画書の修正
上記のように、まずは「資金調達、特に攻める分野選定、物件選定、内装工事」がポイントとなります。
想定していない業務により全体計画が後ろ倒しとならないように事前に全体把握をしておきましょう。
投資シミュレーションのポイントとは？
投資シミュレーションで特に意識するべき数字はどこでしょうか？
特に意識していただきたい点は下記です。
・いつ何件の反響／面談／受任を獲得するか
例：5 ヵ月目から既存顧問先へのプロモーションを開始し、反響 6 件／面談 4 件／受任 3 件
・〇件の面談獲得のため に広告宣伝費／人件費をいくら必要とするか
例：11 件の反響獲得のために広告宣伝費 110,000 円／人件費 250,000 円
・いつから営業利益ベースでの黒字化を目指すか
例：11 ヶ月目で売上 570,000 円／販管費 510,000 円 で単月の営業利益黒字化
つまり、マーケティング的な数値、人員計画の数値、利益率の数字の3点です。
いずれもシンプルなものでも構いませんので、どの分野でいつどこまで目指すのかを明確にしておきましょう。
候補物件付近の競合分析とは？
候補物件として良い物件が出てきても即決定してしまうのは危険が伴います。
重要なのは、付近の競合事務所が、どの分野をどの程度まで深くマーケティング施策を行っているかです。
競合事務所が特に家事分野において下記項目についてどのような状況なのかチェックしてみましょう。
①特化サイトを保有しているか
事務所サイトの一部でコンテンツが用意されている程度ではないか、LPとして用意されているだけではないか確認しておきましょう。
②特化サイトは1ヵ月以内に更新されているか
仮にコラム形式の情報発信系の記事が1ヵ月以内に複数回更新されている場合、
コンテンツマーケティングにも注力している競合として非常に強い事務所となります。
特化サイトを持ち、かつ継続的な更新があるサイトを持つ事務所が付近にある場合には、
事務所開設場所として候補物件を再度検討してみましょう。
上記の分析が終了したら、競合事務所がWEBマーケティングで力を入れていない家事分野はどこなのか？
また、その分野は自分たちが取り組む余地のある分野なのか十分に検討してみましょう。
即独弁護士から一から学ぶ弁護士のための独立開業研修のご案内
