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独立開業時に抑えておきたい!!事務所レイアウトや必要な什器類は?

弁護士の独立開業

いつもありがとうございます。
船井総合研究所の大山でございます。
独立を検討している弁護士の場合、弁護士1 人もしくは事務局を含めた2名での開業ケースが多いため、開業に必要な費用は限りなく抑えたいとのお話があります。
今回は、費用の差が大きくでる項目でもある事務所レイアウトや必要な什器類についてお伝えします。

事務所の全体レイアウトを考える上でのポイント

①顧客動線と所員動線を分離させ、執務室は見えないようにする。顧客動線を最優先事項とする。
②可変性・拡張性を考慮した上での配置や構成を考える。
③顧客スペースは美しく・広く・デザイン的・隔離・防音にし、執務室は機能性を重視する。④移動できない設備(空調・窓・トイレ・出入口・非常口・コンセント)を考慮して全体レイアウトを考える。
⑤個人情報を保護し、スペースの効率的な活用を実現するために、相談室に待合の機能を付加する。
⑥エントランスは事務所の顔(2.5m以上の奥行きを確保することで、ゆとり・優雅さを演出する)
近年では個人情報保護の観点からも、書類等が見えないようにする必要があるため特に①は意識していただく必要があります。

執務室のレイアウトを考える上でのポイント

①弁護士スペースと事務員のスペースは隔離させず、一体化を図る。
②弁護士と事務員は一つのチームと考え、レイアウト・机の配置を行う。
③収納スペースは多く確保(机下・壁を活用するために、システムキャビネを使用)する。
④複合機は作業効率向上の要。配置する場所には動線を考慮し、最適な場所に配置。作業台との連動を図る。
⑤フリースペースを確保する(休憩や作業に活用できるスペース、人員の増減によるスペースを確保する。)

開業時には必須な什器類(大型家具類)

①執務机・椅子
書籍やPCを使用しながらの作業がほとんどのため、できるだけ広い作業面を確保できる机を用意する必要があります。長時間座って作業するため椅子なども吟味された上で選択される方が良いです。
②相談室用会議テーブル・椅子
会議用テーブルの場合、最低でも 4人以上が座れる程の広さがあることが好ましいです。依頼者の目に触れる場所でもあるため、開業される先生の中には会議用テーブルは価格が高くても良い物を準備されるケースが多いです。
③収納庫(キャビネット)・書架
ペーパーレス化を実現される先生も増えてきているものの、まだ紙で事件記録などを保存されている先生も多く、書籍などを収納いただくためにも収容力のあるものを用意していただきたいです。

ここまで事務所レイアウトや開業時に必要な什器類についてお伝えしましたが、最近では、オフィス家具の業者に依頼させるケースや、独立される先生自身で組み立てされている方もいらっしゃいます。

独立開業を検討されている先生は是非、独立開業セミナーへ申し込みをしていただければと思います。

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