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法律事務所の課題を解決する「誹謗中傷・風評被害対策分野」とは?


昨今、多くの事務所様から誹謗中傷分野に関するご相談をいただきます。家事事件中心の先生から、企業法務中心の先生まで、幅広い先生に関心を持っていただいていると感じます。
今回は、2022年の法律事務所業界全体の時流を踏まえたうえで、誹謗中傷分野のポジションを見ていきます。
実際に取り組まれている先生にご講演いただくセミナーも開催しますので、本メルマガで時流を知り、セミナーで戦略を立てていただければと思います。

法律事務所業界の現在と分野別ライフサイクル

まずは弁護士数と事件数の推移から見ていきたいと思います。
弁護士数は2011年に3万人を超え、2018年には4万人を超えました。
一方で、新規の受任数は、2011年には196366件のところ、2020年には133427件と減少し続けており、案件数に対して弁護士過多の時代になっています。

また、交通事故や相続分野の案件数は弁護士3万人時代(2012~2017)に拡大させていたのですが、2018年ごろをピークに減少に転じています。

このような背景を考えると、今まで通りの事務所経営をしていると、うまくいかなくなり、事務所経営がだんだん苦しくなっていくことがお分かりいただけるのではと思います。

さらに細かい話にフォーカスすると、分野ごとにもライフサイクルがあります。

債務整理、交通事故中心の先生や、それプラス離婚をやっていらっしゃる先生の中には、新規の分野を探す先生も多いのではないでしょうか。
その新規分野の候補としてあがってくるのが、ライフサイクルがまだ進んでいない分野です。
誹謗中傷分野がそれに該当します。

誹謗中傷分野の時流はどうなのか?

では、誹謗中傷分野の現状はどうなっているのでしょうか。
まずは案件数です。
投稿者情報の開示請求を主に扱っている東京地裁民事9部での提訴件数は、2017年で403件のところ、2021年では894件と倍増しています。

誹謗中傷案件が急激に増えていることを示す指標です。
社会的な動きも活発です。
今月施行された改正プロバイダ責任制限法は大きな動きです。発信者情報開示のための手続きが新設され、被害者の追い風になる見込みです。
また、侮辱罪の厳罰化もあり社会全体としても誹謗中傷に対策をする動きが出ています。
今年の7月~8月にはGoogle社・Twitter社・Meta社など、プラットフォーマー側も国内登記をするなど、実務に影響するニュースも出ています。

案件数や社会的な追い風だけでなく、法律事務所の抱える課題にも効果的です。
2021年に船井総研の研究会会員法律事務所様が多く抱えている課題TOP4は下記の通りでした。

・Webマーケティング・集客
・単価アップ
・生産性向上・業務効率化
・差別化要素づくり

それぞれについて、誹謗中傷・風評被害対策分野を強みとして生かすことが可能です

・Webマーケティング・集客
 →取り組み事務所の中では、Webマーケティングからの集客事例が多数

・単価アップ
 →法人案件の集客をすることでLTV(生涯顧客価値)を改善。高単価顧問を獲得

・生産性向上・業務効率化
 →非資格者と業務を分担することが可能

・差別化要素づくり
 →取り組み事務所が少なく、取り組んでいること自体が差別化となる

このように弁護士も増え、競争も激化する中で、誹謗中傷分野はこれから伸びていく数少ない分野です。
今回、誹謗中傷分野を立ち上げ、案件獲得と実務対応を進められ、月に20件の反響を獲得している弁護士法人稲葉セントラル法律事務所の稲葉治久先生に登壇頂くセミナーを開催いたしました。
9月に開催したオンラインセミナーでは多くの先生にご参加いただき、誹謗中傷分野の実態を知り、今後の参考になったとのお声を頂いています。
こちらのセミナーを10月には船井総研丸の内本社で開催いたします。

是非下記に当てはまる先生はご参加いただきたく思います。
・新規分野に参入する必要性を感じている先生
・今の事務所運営に不安や課題を感じている先生
・企業法務に取り組みたい先生

開催概要
2022/10/17 (月) 13:00~15:00 船井総研丸の内本社にて
2022/10/19 (水) 13:00~15:00 船井総研丸の内本社にて

セミナーで学べるポイント
〇6か月でマーケティング体制を立ち上げる方法
参入を決めてから6か月で反響が獲得できる体制にする手法を公開いたします。

〇誹謗中傷対策とは?事業のビジネスモデル解説
誹謗中傷・風評被害対策分野は個人のSNSなどの案件を多数処理することで収益につなげると考えている先生が多いかと思います。
スポット収益、ストック収益を獲得し、長期的に成長するビジネスモデルを解説します。

〇風評被害特化型企業法務マーケティングの仕組みと実践事例が学べる!
風評被害対策を強みに企業法務開拓を行う戦略や手法を紹介します。強みを探している先生が、時流を追い風にして取り組み始める方法を解説します。

〇反響を月に20件集める方法
取り扱っている先生でも、案件は数か月に1回程度の先生が多いのではないでしょうか。反響を月に20件集めるマーケティング手法を解説します。

〇全国のマーケティング取り組み事例や顧問獲得事例を紹介!
誹謗中傷・風評被害対策分野に取り組まれている法律事務所での取り組みを紐解き、ポイントを解説いたします。

ゲストの稲葉先生も含め、まだまだ未経験から参入した事務所様ばかりです。
是非まだ始めている事務所は多くないこのタイミングに、奮ってご参加ください。

年で月20件の問い合わせを集めるネット誹謗中傷分野立ち上げセミナー

セミナー詳細・申込はこちらから

【執筆者:企業法務グループ 鍬田昌希】

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